琵琶湖近くの干拓地での水草処分は問題

 びわ湖(とくに南湖)で大量発生する水草。県によると、年間約7千トン除去しているとしていますが、その処分の大半が近江八幡市の津田干拓地で行われています。処分と言っても、野積みしているだけであり、廃液は垂れ流しです。びわ湖の近くであり、干拓地から川もびわ湖に流入しています。
 昨年来、異臭が大きな問題となっている近江八幡市にある馬淵浄水場は、近江八幡市南津田町沖合い1,910mの琵琶湖から取水しています。水草処分地のすぐ近くです。
 水道水の異臭の原因は、大量発生した植物プランクトンだと言われています。水草処分が影響している可能性は否定できません。湖岸近くでの水草処分は見直すべきだと思います。

積み上げられた水草
2017年07月31日