道理がない自民会派の「討論時間の制限」策動

 滋賀県議会の議会運営委員会で、自民党県議団の委員が「討論時間の制限」を持ち出しています。「議員一人当たりの年間120分の質疑・質問時間に討論時間も含めよ」という暴論まで聞かれます。
 議会は言論の府であり言論の自由を最も尊重すべきです。「討論」は、議案の採決に際し、賛否とその論拠を表明する重要なものであり、これに制限を加えることは、県民不在の議会の自殺行為にもなりかねません。これまで滋賀県議会において、討論時間による支障はなにもありません。今後も、議員が節度ある簡明な討論に心がければいいことで、発言の自由を侵す「討論時間の制限」は不要です。

2017年09月02日