雪解け水が濁水に~高時川

 ♪雪どけみずのせせらぐ音に 失くしたものを想い出します♪(小柳ルミ子の桜前線)…「雪解け水」は、冷たくてきれいな清流を連想するのではないでしょうか。

 ところが滋賀県の最大の豪雪地帯から流れ出る高時川の雪解け水は今、写真のようにすごく濁っています。下流で姉川に合流してびわ湖に流れ込み、長浜市から彦根市沖合一帯を濁しています。おそらく冷たい水のため、湖底近くでは深いところまで濁りが広がっていると思われ、びわ湖の環境に大きな影響を与えています。漁業にも大きな被害をもたらしています。

 昨年来、県議会でこの問題を取り上げ、県当局は継続して調査をしているといいますが、原因の確定には至っていません。一日も早い解決が必要です。

 

2018年03月30日