やっぱり余呉山中の巨額道路整備は疑問

 雪解けを待って、濁りをたどり高時川沿いを姉川河口から余呉町菅並を超え小原まで行きました。丹生ダム中止に伴う地域整備事業として、7年間通行止めとなっている県道整備に34憶円を注ぎ込むことを批判してきましたが、やっぱり疑問の事業です。写真のとおり、山側は垂直に崖が迫り何カ所も崩落しており、川側も絶壁。34憶円のうち10憶円が斜面対策と言われていますが、整備後も大雨がくれば、斜面崩落や路肩欠損は必至です。
 小原地区で、移住をされた元住民の方が夫婦で山菜を獲りに来られていて遭遇しました。「ムダな道路整備より、診療所整備の方がありがたい」とおっしゃっていました。

2018年04月12日