度重なる台風被害~びわ湖漁業存亡の危機

 2018年9月4日の台風21号は観測史上最強の猛威を振るい、県内の農林水産業に大きな被害をもたらしました。水産業被害では、南寄りの風が強かったため、びわ湖の西岸の各地で漁船の沈没、小型定置網の損壊が出ています。最近のアユの不漁と台風の度に深刻な被害を受け、「廃業もかんがえざるを得ない」と漁師は言っています。高齢化が進行し、いま、びわ湖漁業は存亡の危機にあります。行政による被災した漁師への手厚い支援が切に求められています。(写真は、9隻の船が沈没した海津漁港=高島市マキノ町)

2018年09月07日