自公政権の延命に一役買った希望の党

明らかになった「市民と野党の共闘」こそ安倍政権打倒の道
 10月22日執行の衆議院選挙で自公が3分の2議席を獲得、滋賀4選挙区でも自民が独占。選挙直前の希望の党立ち上げ~民進解党の茶番劇から、この事態はある程度予測されました。市民と4野党の共闘を分断した希望の党は、自公政権の延命に一役買っただけ。その政策も役割もまさに「自公の補完勢力」以外の何物でもないことは明かです。
 沖縄県や新潟県の選挙結果は、「市民と野党の共闘」こそ、安倍政権を倒し、日本の未来を切り開くものであることをはっきり示しています。滋賀でも民進党の人々が希望の党に走らなかったら、自民の議席独占を許すことはなかったでしょう。
 日本共産党は滋賀1区2区で候補者を降ろし、4選挙区すべてで「市民と野党の共闘」を実現し、その躍進に全力をつくしました。このたたかいは、今後に貴重な財産を残しました。残念ながら比例区で票を伸ばせませんでしたが、野党第3党・12議席を獲得しました。今後、どんな激動の情勢でも前進できる党の力量をつけ、日本の明るい未来をひらくために、さらにがんばります。

2017年10月23日