FAQ一覧

アユの不漁をどう見るか

 2016年秋から2017年夏のシーズンは、過去に例を見ないアユの不漁となりました。この原因について滋賀県は、「昨年秋の産卵が遅れたこと」「産卵の遅れ以上にアユの成長が悪いこと」をあげています。外来性の大型植物プランクトンが大量発生し、これが動物プランクトンのエサとならず、アユのエサが少なかったという推論も出されています。

 今季のアユ不漁についての私見は、①昨年秋の人工河川でのアユ増殖事業がうまくいかなかったこと②平年の2倍以上の産卵があったとされており、これがアユの成長を遅らせたこと③アユの生息場所が通年とは大きく異なっていたこと④諸事情によりアユ資源そのものが少ないこと。びわ湖の生態系の異変が心配されます。

2017年08月15日

日本共産党が党名変更しないのは?

日本共産党は現在の日本と世界の諸問題を解決する民主的改革の政策をもつと同時に、資本主義をのりこえた未来社会への展望をもっています。コミューン(共同)に由来する「日本共産党」という党名には、党創立以来95年間の歴史と同時に、その未来の展望がこめられています。
 第23回党大会で決めた新しい綱領は、党名とも結びついた壮大な人間社会(=社会主義・共産主義社会)の未来像を示しました。その特質は一口に言えば、人間の自由、人間の解放です。「人間が、社会の主人公として、人間の外にあるどんな外力にも従属することなく、どんな搾取も、どんな抑圧も、どんな差別もなしに、たがいに協力しあいながら、人間社会と私たち人間そのものの躍進を実現してゆく社会。そこで人類の限りなき前進という、未来が開けてゆく社会、これが私たちのめざす未来像」です。
 新しい綱領では将来社会のあり方でも「『国有化』や『集団化』の看板で、生産者を抑圧する官僚専制の体制をつくりあげた旧ソ連の誤りは、絶対に再現させてはならない」と明記しました。
 もう一つ、日本共産党という名前には、戦前の天皇制の暗黒政治の時代から、主権在民・民主主義の政治の実現、侵略戦争反対の旗をかかげて、生涯をかけた人々の歴史、さらに、旧ソ連や北朝鮮などの無法とたたかい、自主独立の立場を貫いてきた歴史が刻まれています。
 新聞やテレビでは、こうした日本共産党の綱領の立場や歴史をゆがめて、ソ連や北朝鮮と同質に扱う報道や論評を繰り返しています。それだけに、党支持を広げるには日本共産党の本当の姿と、未来像=社会主義・共産主義社会の展望=を語ることが大切だと考えます。

2017年08月15日

県議会の様子は

 滋賀県議会の定数は44(現在1名欠員)。内訳は日本共産党3、自民党21、チームしが(民進系)15、公明党2、良知会2。日本共産党県議団は、すべての議案について県民の利益にかなうかどうかを判断し、賛否を決めています。他会派はすべて、知事提出議案に賛成しています。県議会の交渉会派は5名以上、議案提出権は4名以上となっており、悔しい思いをすることが度々あります。安保法制、共謀罪などの国政の問題については、日本共産党とチームしがで足並みを揃えることがあります。

2017年08月15日